法人税等のクレジットカード納付【田中国際会計事務所の解説】

Credit card
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確定申告の時期が近づいてきましたので、税金の納付方法について解説していきます。

皆さんはどのように税金の納付を行っていますでしょうか?

まだあまり知られていませんが、法人税、消費税や所得税などの国税をクレジットカードで納付することができます。

法人税や消費税、所得税などの税金をクレジットカードで納付することができます。

会計顧問や税務顧問などのお願いしている公認会計士や税理士がいる場合は、そのような方法があるかを聞いてみてください。

本記事でも、具体的にどうやってクレジットカード納付を行うかや、クレジットカード納付によるメリットやデメリットの解説をしていきたいと思います。

本記事は、田中国際会計事務所、田中将太郎公認会計士・税理士事務所が監修しています。

所要時間: 3分.

次の3ステップに解説していきます。

  1. どのように法人税等をクレジットカードで納付するのか?

    まずは、法人税、消費税、所得税などの国税をどのようにクレジットカードで納付するのかを解説していきます。

  2. クレジットカード納付のメリットは?

    次に、クレジットカードで納付する場合のメリットを解説します。

  3. クレジットカード納付のデメリット?

    最後に、クレジットカード納付を行う場合の注意点も説明します。

どのように法人税等をクレジットカードで納付するのか?

2017年1月より法人税等のクレジットカードによる納付ができるようになりました。

「国税クレジットカードお支払サイト」があり、そちらにアクセスして手続きを行うことでクレジットカードでの納付ができます。

それでは具体的に、法人税のクレジットカードでの納付をどのように行うかを確認していきましょう。

納付書を手元に準備する

クレジットカード納付を行う国税の申告書や、税務署から送付されてくる納付書の内容を確認し、手元に置いておきます。

「国税クレジットカードお支払サイト」を開く

「国税クレジットカードお支払サイト」を開き、注意事項を確認しましょう。注意事項には、以下の内容などが記載されています。

いくつか重要な注意点があるので必ず確認しましょう。

たとえば、お支払サイトで納付手続が法定納期限内に完了した場合は、クレジットカードの利用代金の引き落とし日が法定納期限よりも後だったとしても、延滞税などは発生しません。

一方で、お支払サイトで納付手続が完了すると取り消しはできません。もし、誤って納付手続を行った場合には、税務署に行って、余分に納付した分の還付手続を行うことになります。

利用者情報を入力する

「国税クレジットカードお支払サイト」内で必要な利用者情報を入力するようにしてください。

利用者情報として記載する必要があるのは、次のような情報です。

  • 氏名(漢字)
  • 氏名(カナ)
  • 郵便番号
  • 住所
  • 電話番号
  • 整理番号

整理番号を記載する場合には、納付書右上に記載されている8桁の数字を入力してください。

納付内容を入力する

納付税目を選択する場所がありますので、法人税を支払う場合には、「法人税」を選択してください。

さらに「課税期間」や「合計金額」を入力する必要があります。もし間違った金額を入力したとしても取り消しができないので、慎重に入力してください。

もし間違ってしまった場合は、税務署に対して還付手続を行うことで還付はされます。しかし、決済手数料分は還付されないので、注意してください。

クレジットカード情報を入力する

最後に支払いを行うクレジットカード情報を入力します。

利用できるクレジットカードブランドは、

  • Visa
  • Mastercard
  • JCB
  • American Express
  • Diners Club
  • TS CUBIC CARD

など比較的幅広いブランドが利用可能です。

納付手続を完了すると完了メールを送信されてきますので、メールが来たことを必ず確認するようにしてください。

クレジットカード払いのメリットは?

クレジットカード納付を行うことのメリットを簡単に説明しておきます。

金融機関に行く必要がない

通常は、法人税などの国税の納付を行う場合は、納付書を金融機関に持って行って納付を行います。しかし、クレジットカード納付の場合は、オンラインでクレジットカード情報を登録して納付するため、そもそも金融機関に行く必要がありません。

いつでも時間を気にせず納付できる

「国税クレジットカードお支払サイト」は、基本的には24時間対応なので、いつでも納付ができます。金融機関は、日中しかやっておらず、忙しい経営者にとっては金融機関での納付は非常にハードルが高い場合があります。

クレジットカードの場合は、夜中でもゆっくりと支払いができるため、時間を気にせず納付できるというのは、大きなメリットではないでしょうか。

クレジットカードのポイントが貯まる可能性がある

一部のクレジットカードでは、クレジットカードの利用ポイントがたまる可能性があります。しかし、ポイントがたまらないカードも多いので、この点は事前にクレジットカード会社に問い合わせると良いでしょう。

現金を準備する必要がない

クレジットカードで支払うので当然ですが、現金の準備が不要です。納付期限に現金が足りないという場合は、クレジットカードで払ってしまうというのが良いでしょう。

クレジットカード払いのデメリット?

ここまではメリットを説明してきましたが、念のためデメリットも説明しておきます。

領収証書が発行されない

クレジットカードで納付した場合は、領収書が発行されません。そのため、納付完了のメールやクレジットカードの利用履歴をしっかりと管理して、納税金額の管理をしてください。

決済手数料がかかる

決済手数料がかかるのもデメリットです。納付金額が10,000円を超えるごとに手数料がかかってくるので、納付金額が多い場合はそれなりの負担金額になってきます。

納付税額決済手数料(税込)
1円~10,000円83円
10,001円~20,000円167円
20,001円~30,000円250円
30,001円~40,000円334円
40,001円~50,000円418円
決済手数料

「国税クレジットカードお支払サイト」で、クレジットカードによる決済手数料のシミュレーションができるので確認してみてください。

まとめ

忙しい方は、クレジットカード払いをすることで、金融機関に行かずとも税金の支払いができるので非常に便利です。ぜひクレジットカード納付を検討してみてください。

クレジットカード納付については、国税庁もQ&Aを公表しています。

参考:国税庁ホームページ「クレジットカード納付について

田中将太郎 - Shotaro Tanaka

記事の筆者:田中将太郎(公認会計士、税理士)

田中将太郎公認会計士・税理士事務所 代表

<事務所概要>
東京および北海道札幌を拠点とする公認会計士・税理士事務所。 会社設立から税務顧問、経営戦略まで成長ステージごとに段階的に支援します。

<代表略歴>
北海道旭川市出身の公認会計士・税理士。慶応義塾大学経済学部、シカゴ大学経営大学院で経済、経営、ファイナンスを学ぶ。 公認会計士として国際監査やアドバイザリーに従事後、経営戦略コンサルタントとして大企業を中心に経営戦略やマーケティングを支援。 現在は、田中将太郎公認会計士・税理士事務所の代表(東京・北海道札幌)。


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